ワコム cintiq 21UXをSpyder4 Proでキャリブレーションしてみた
photo by wo1vesrx
最近、モニターの色とかがメッチャ気になり出しているミオチカです。
そこで色々自分で調整したんだけれど…色温度、明るさ、ガンマ値…。なんか違う!!!頭の中を「コレジャナイ感」が駆け巡ってしまった。
試行錯誤と混乱の末に辿り着いたのは「モニターを工場出荷状態に戻す」という選択肢でした… 。
耐えきれませんでした
どうしても画面の色合いが気になりSpyder4 Pro 並行輸入品を購入。
パッケージ正面
並行輸入品なのでパッケージが汚れてますね(・ω・)
日本語サポートや故障対応が欲しい方は日本語パッケージを購入したほうが吉かも。
パッケージ背面
内容物
『ありがとう』の文字
付属の紙のマニュアルには日本語訳もあり親切。
インストーラーやソフト自体も日本語対応で特に戸惑うこともありませんでした。
センサー本体
実際にキャリブレーションしてみる
インストールが済んだら、USBへセンサーを接続。
色温度6500Kのプリセットでキャリブレーションを実行。計測開始からキャリブレーション終了まで約5分ちょい位。あんなに苦戦し敗北感に満たされたことがまるで嘘のようです。
調整を終えて実感したこと
- 工場出荷状態に戻したとしても、結構強く暖色系が出ていた
- 色合いのバランスが自然になり、目に優しくなった
- カーソル自体に薄く色が乗ってるのを知ったこと
特に結構暖色系が強く出ていた問題は、撮影者・デジ絵師が伝えたかった気温や時間帯、ニュアンスなどにもズレが…。なんか不安定な色合いで作業してたんだと実感しました。
iPhone/iPadとのマッチング
また、iPhone/iPadの画面をキャリブレーションできる「SpiderGallery」という専用アプリもあります。
Datacolor SpyderGallery - Tutorial
実際に導入してみて
センサーによって調整されたプロファイルは「ProfileChooser」によって一元管理され、簡単に切り替えが可能です。
また、一部情報では「マルチモニター環境下での調整には、それぞれに一枚のビデオカードの接続が必要」みたいな情報もあって購入を足踏みさせていたのだけれど、実際にはGTX460一枚のマルチモニター環境で正常にカラープロファイルがしっかりと割り当てられています。
デスクサイドで定期的に環境光の変化を計測しているセンサー。ゆっくり点滅しててメッチャカッコイイぞ(・∀・)
もっとはやく導入してればよかったよ。
この記事が皆様のご参考になれば幸いです。
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