Alienware Aurora ALXへ ST1000DM003 を導入
Alienware Aurora ALXのシステムドライブ(HDD)をSamsungSSD 250GBへ移行。しかし、普段使用しているお絵かきアプリやDiablo3、今までクリアせず眠っていたSteamのゲームを数本入れると250GBの容量では心許ない事態に…。
SSDの特徴として容量の半分を超えたあたりからパフォーマンスが落ちるみたいなことも。容量のほぼ全てを埋め尽くすのは論外なので、取り敢えず『静か&読み書きが高速』と評判のSeagate ST1000DM003を作業ドライブとして導入した。
DSC01805 by ume-y
取り敢えずHDDのファームウェアを確認してみると
現在のファームバージョンがCC43で最新がCC4Hです。
SeagateはHDDのファームウェアをけっこう頻繁に更新しているメーカーとしても知られてます。ファームウェアが古い場合、動作が正常であっても気になる異音が発生したりするケースもありとのこと。
がしかし!今回のファームウェアの更新について「異音や気になる挙動がない限り、触らぬ神に祟り無しっ」てことで迷いなくパスすることにしました。
不具合や、ファーム自体があまりにも古ければ更新するんですけどねぇ…
この思考プロセスは複数台PCを自作してきた経験則から来てます。HDDのファーム更新のような再起動直後に行うもの、いわゆるDOS系のアップデートはBIOSやそれぞれの環境に影響されやすいです。
また、ファームウェアとかBIOSとかってさ…更新時フリーズしていると勘違いして電源ボタンを押すっていうか押したくなる衝動に駆られますよね…怖い!怖すぎる!www
以下はファームダウンロードページに記載されているメーカー側からの警告です
ファームウェアのアップグレードに関するインストール手順に正しく従わない場合、データが破壊されたりハードディスク・ドライブが動作しなくなることがあります。シーゲイトではドライブに保存されたデータの保証はいたしかねます。ドライブのファームウェアをアップグレードする際は、通常のバックアップに加え可能な限りデータのバックアップも行ってください。ドライブのコンテンツのバックアップに関するその他の情報については、ナレッジ・ベースをご覧ください。このファームウェア・アップグレードを実行することで製品に変更が生じますが、製品のシーゲイト保証諸条件は、通常の保証期間終了まで有効となります。ご使用の製品のその他の保証については、サプライヤから提供された保証書類をご参照ください。
転載元
http://knowledge.seagate.com/articles/ja/FAQ/223651ja?language=ja
でしょ。シーゲートもデータ保証なんか出来ないんだから。行うときには確実にデータのバックアップをオススメします。
現在は何の問題もないのでスルー決定です。
ベンチマーク結果(各種参考値有り)
ST1000DM003 - 作業ドライブ
シーケンシャル、ランダムともにHDDでは結構いい値を出してると思う。
HDDにはいわゆるシークタイム(ヘッドが目的のデータまで移動する時間)があるのでアプリ起動に影響するランダムアクセスの値にどうしても大きな落差が。
512k書き込みやスコアにばらつきがあるような…。一応使用率84%でのスコアなのでもっとゆとりがあるならスコアも向上するかな。
UMAX DDR2-800 Pulser RAM Drive (参考値)
UMAX DDR2-800 Pulserで作成したRAMドライブのスコアです。
桁が違いますよ。ほぼメーターいっぱいですよ。
いつになったらこのレベルのストレージが実現するのでしょうね。てかこのレベルのストレージが一般的になるとメモリとストレージの境界が曖昧になってくるのかなぁ?
最後までお読みいただき、誠に有難うございました。
この記事が皆さんのご参考になれば幸いです。
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