PowerMateを安定動作させる方法
皆さん、こんにちは。
当ブログへお越しいただき誠にありがとうございます。
現在WindowsPCにて使用しているPowerMate。Photoshopやクリスタでのブラシの拡大縮小やキャンバス回転、普段のPCボリューム設定などなど、、、
お好みカスタマイズでマストなデバイスとなったわけですが、なぜか不安定な状態に陥ってしまう時があるのです。
その不安定なPowerMateを安定させる方法をご紹介します。
その不安定な挙動とは
photo by Magdalena Roeseler
- OS起動時にPowerMateを認識しない。
- たとえ認識したとしても設定したショートカットが反映されていない。
1番目の問題について
私の環境ではOS起動時に認識してくれないことは珍しい事ではありませんでした。
2番目の問題について
また正常に認識したところで設定したショートカットが反映されていないというのは認識していないと同義です。
そのために保存しておいた設定ファイルを一々読み込んだ時さえドライバが強制終了してしまうという厄介というより呆れたエラーも発生しました。
これらの原因について
明らかな原因は不明ですが、GriffinTechnologyのドライバリンクを見てみると for WindowsXP & Vista との表記がありバージョンがv2.0.1となっています。
Windows7ですら2009年10月22日発売開始されたことからもすでに6年以上は更新されていない計算になってしまいます。
そのためこれらの不安定な動作を引き起こしている原因として
・ドライバが古すぎるのが原因
という考えに至りました。
しかしながら、どうあがいても今現在リリースされているドライバがこれしかありません。そのためには
どうやってこのドライバを安定させるか
という行動にシフトしていこうと思います。
安定動作させるための対策
ドライバインストールにも互換モードを使用する
まず、サポートページからWindows用ドライバを用意し、インストールする前に重要なことがあります。
それは「ドライバのイントールにも互換モード [WindowsXP(SP2)] を使用する」ということです。
【ドライバ互換モードインストール手順】
①用意したドライバファイルを[右クリック]
②[互換性タブ]から[WindowsXP (ServicePack2)]を選択
設定後はそのままインストール作業を行って下さい。
ドライバ起動も互換モードへ
そしてドライバインストール後も、ドライバ動作を互換モードに設定する必要があります。
【ドライバ動作互換モード設定手順】
①[スタートメニュー]に登録されている[GriffinTechnologyフォルダ]を開き、その下の[PowerMateフォルダ]→[PowerMate]アイコンを右クリックして下さい。
②[プロパティ]→[互換性タブ]を選択し、互換モードを[WindowsXP(ServicePack2)]に設定します。
ドライバ自体の古さに合わせて、インストールから実行まで『すべて互換モードで実行する』ということです。
この対策で受けられた恩恵
結果から申し上げますと以前とは比べ物にならないくらい安定しました。
OS起動時の認識、ショートカット設定の反映ともに問題ありません。
一々USBポートから抜き差ししたり、設定ファイルをインポートする手間から開放されたのは非常に大きな恩恵でした。
一番いい解決策はGriffinTechnologyでWindows7/8用の最新ドライバを出すことなのですが、現状あまり期待できそうにもありません。
PowerMate自体がUSB周りの環境自体に非常にセンシティブなデバイスのため、100%の保証はできませんが、少しでも安定させたい方々のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、誠に有難うございました。
作業効率を加速させるデバイス
Griffin Technology NA16029 PowerMate 【カスタマイズ可能なUSBマルチメディアコントローラー】 並行輸入品
- 出版社/メーカー: Griffin Technology
- メディア: Personal Computers
- 購入: 3人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (1件) を見る