Mac Pro(Early2009)のアップグレード:Radeon HD5770換装編
MacPro(Early2009)のグラボをGeForceGT120からApple純正RadeonHD5770アップグレードキットへ換装し一体どれ位性能が上がったのか確かめるべくベンチマークを計測してみました。
無事認識されたRadeon HD5770
Apple純正のアップグレードキットであるためドライバなどのインストールも必要なくGeForceGT120から換装するだけで無事認識されました。
またMac ProのPCIeや他のスロット周りは一切ケーブルを使用していない構造・デザインなので換装も非常に簡単に行えました。それをWindowsPCがするとケースのコストが掛かってしまうのでそこらへんはどっちもどっちっていう感じですかね。
GeForceGT120、RadeonHD5770とのスコア比較
スコア1)RadeonHD7550 Score - CINEBENCH R15
CPU自体のスコアは変わってませんがOpenGLの値が45,27fpsと上がっています。
GeForceGT120 Score - CINEBENCH R15
以前測ったGeForceGT120 Scoreの 13.21fps -> 45.27fps で約3.4倍にアップ。
まとめ
今回装着してみてGeForceGT120では重かったPainterのブラシ処理でもサクサクとこなせるようになり快適度もアップしました。
Macでのお絵かきや画像編集ならもう既にこれだけで十分という気もしますが、GTX970に交換するとさらにOpenGLスコアが 78fps-82fps あたりまでアップするはずなので、最終的にはGTX970への換装が性能・コスト的にも最もグラフィック処理をアップさせる有効な手段になるかと感じました。
またCPUスコアを見る限りでMacPro(2009)でも多数の換装・動作報告のあるXeon X5650スコアが1279cbと現在のCPU(Xeon E5520)スコア比で約1.7倍のスコアを弾き出しているので載せ替えて長く使えるのなら交換してもいいのかなぁなんて気もしてきました。
この記事が皆様のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。
APPLE Mac Pro/3.2GHz Quad Core Xeon/8GB/2TB/ATI Radeon HD 5770/SD MD772J/A
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