MacPro(Early2009)のグラボをGTX1070へ換装し改めて思ったこと
MacPro(Early2009)へGTX1070を搭載した
タワー型MacProのグラボをGTX970からGTX1070に換えたのですがcinebench期待してたほど変化はありませんね。
搭載したのはZotacのGXT1070 FounderEditionです。
FounderEditionとノーマルの違いは
・nvidiaのリファレンスであること
・nvidiaが厳選した部品で構成されていること
・ノーマルが8Pinx2であるのに対しFEは8Pinx1であること
ノーマルより品質が高く消費電力も低く抑えられているのが特徴で、GTX970が6Pinx2であったことからも電力面での恩恵もあります。
Cinebench Score
GTX970 cinebench
GTX1070 cinebench
LuxMark & Heaven benchmark Score
しかしながらLuxMarkとHeaven Benchmarkでは良い変化が見られました。
GTX970 LuxMark
GTX1070 LuxMark
Heaven benchmark GTX970
Heaven benchmark GTX1070
このようにスコア上昇が認められたわけですが実際WindowsマシンでGTX1070を使っている方ならこのスコアがいかに低いかおわかりになると思います。
振り返ってみて
そもそもMacProはグラボがMac仕様でないとPCI-E帯域が半分に制限される仕様なので
その事が頭打ちというかボトルネックになっているのかなと。
しかしながらGTX1070のマーケットがゲーミング市場主体であり、システムの安定性、堅牢性というワークステーションをターゲットとしているMacProとは相反すると考えるなら極めて妥当なスコアだとも言えるかと思います。
実際にイラストやデザイン、CGIや開発など研究目的で使うのであればそれほどのリフレッシュレートが要るとも考えにくいですし、Macでゲームする気なんて微塵もないのでやはり安定性重視ですかね。
一応for macに書き換えたGTXやQuadoroが一体どれくらいのスコアを叩き出すのかという情報もMacProの延命につながり興味があります。
お金ができたらオーダーしてもいいかなと思っています。
MacPro対応のビデオカードが買えるお店
この記事がみなさまのご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。
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