Mac Pro(Early2009)のアップグレード：GTX970への換装編

Mac Pro(Early2009)のGPUをGeforceGT120からRADEON HD5770へグラボ換装しましたが、さらに今回GeForceGTX970へと換装しました。

簡単ではありますがMacPro(Early2009)にGTX970を搭載しての印象をご紹介します。

Apple純正RADEON HD5770への換装編はこちら▼ 

meochika-value.hatenablog.com

今回購入したモノ

ZOTAC GeForce GTX 970 グラフィックスボード VD5516 ZTGTX97-4GD501

AD-DA Apple Mac Pro専用 グラフィックカード HG電源ケーブル

補助電源ケーブルｘ２

まず最初にすること 

それはMac用GeForceドライバ＆インストールすること

このグラボはMac用ではないため先にドライバインストール前にグラボを換装してしまうと画面が映らないのでドライバをインストールする事が事実上不可能に。

１．Nvidiaドライバーインストール

ドライバリンク＞NVIDIAドライバダウンロード 

ドライバ検索画面で製品のタイプには必ず Quadro を選ぶこと。

Mac OS XではGeForceは正式にはサポートされていないため GeForce を選択するとオペレーティングシステムにMac OS Xが選択できないようになっていますが、Quadro用ドライバでもGeForceを動作させることが可能です。

２．Nvidia CUDAドライバーインストール

あとAdobe Premire ProなどCUDAに対応したソフトを使う予定があれば、処理が劇的に早くなるためCUDAドライバも一緒にインストールしてしまいましょう。

ドライバリンク＞CUDA Drivers for MAC Archive|NVIDIA

換装&動作確認

換装後のMac Pro内

このMacについて 

HD5770 -> GTX970換装後ベンチマーク

CINEBENCH結果

RADEON HD5770

からの▼

ZOTAC GeForceGTX970

Luxmark結果

Apple純正RADEON HD5770

▼からの

ZOTAC GeForceGTX970

Heavens Benchmark結果

Apple純正RADEON HD5770

▼からの

ZOTAC GeForceGTX970

速さよりも安定性？安定性重視のドライバ周り

スコア上昇は確認できましたが正直GTX970にしては性能を発揮できていない印象でPCマシンへのセット時と比べほぼ1/2に収まっているような、、、

ベクトルとしては明らかに速度よりも安定性に重きを置いているようです。 

試しにMacX Video Converter Proで [16スレッドをすべて使う] に設定、エンコードしながらPhotoshopでの画像処理とブログの編集を行った結果CPU負荷が全開になっているにも関わらず一切もたつくこともなくすべての作業が快適に行えました。

まとめ 

今回の換装、使用感でMac Pro(Early2009)とGeForce系GPUの組み合わせで高速なGPU処理を求めてもWindows機ほどの速さの恩恵は受けられないと実感しましたが、おそらくQuadoro系ならば3DCGや画像処理、動画処理に対し更なる高速化、もしくは安定性の恩恵が得られるかと思います。

おそらくそれがAppleの思い描くMacProというブランドの本来の正しい姿なのかなと。

いずれにせよこの2015年売れに売れまくったというZOTAC GTX970をしばらく使ってみたいと思います。

この記事が皆様のご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ZOTAC GeForce GTX 970 グラフィックスボード VD5516 ZTGTX97-4GD501

ELSA NVIDIA Quadro K5000 4GB グラフィックボード EQK5000-4GER