裂けたLightningケーブルを補修してみた
photo by Laineema
Lightningケーブルの無償交換を知る
皆さんこんにちは。
飲み屋などで「MかSか?」と聞かれたら絶対に「どっちと思う?」と返すようにしているミオチカです。
最近Softbank iPhone5からau iPhone6に乗り換えたんだけど、Lightningケーブル自体はiPhone5からのモノをそのまま流用しています。
実はこのLightningケーブル、コネクタ部分の被覆がチョコっと裂けているんですが他でも結構あるみたいなので気にしてませんでした。中で断線しているわけもなし、充電やらバックアップ等にも影響している訳でもなかったので…。
ところが、このLightningケーブルの裂けや断線は無償交換の対象であることを最近知りました。
ん?無償交換できない?
photo by Alex E. Proimos
機種変したばかりなので取り敢えずAppleサポートのページでiPhone5のシリアルを入力しAppleCareが有効なのを確認。早速サポートへ電話してみました。
色々ケーブルの状態を説明し「Appleサポートへの返送 or 近場でサポートを行っている店舗での交換のどちらかを選択して下さい」とのことだったので、近場のサポート店舗を教えてもらいました。
で、ドライブがてらサポート店舗へ行ったんですけど…ケーブルを見せて少し間があり「申し訳ありません。こちらは有償交換になってしまいます…」とのお返事が。理由を尋ねると「断線してるわけでもなく、中の線が見えちゃってるので…」。
そのためAppleCareのサポート規約には則っていますが、こちらでは無償交換はできないとのことでした。ただ「サポートへ返送したら無償交換になるはず」との返事も。
頭が???となりつつも、「過失と判断されちゃったのかしら?」なんて思いながら特にゴネることもなく、丁寧に対応してくれた店員さんへお礼を言って帰路につきました。まぁ新しいiPhone6のケーブルもあるし、そこまで気にしていなかったのかも^^;
ケーブル補修のチャンス到来!!
ならば結構!!と以前から閃いていたLightningケーブルの補修方法を実践してみることにしました。
とりえあず完成画像がこちら
こちらはテープではなく、ヒシチューブで補修しています。家にあったラジコン配線用の3mmヒシチューブを利用しました。ラジコンのモーターやアンプの結線部を保護するためのものなので結構がっちりと保護され、補修部分が濡れることがあっても大丈夫です。
早速、補修手順へ
Step.01 - 3mmヒシチューブを20mmの長さに切る
20mmの長さにしたものを2つ用意します。
Step.02 - ヒシチューブを縦にカットする
そのままではコネクタ部分が太く、通せないので縦にカットします。
私は耳かきに通してカットしました。3mmの太さを通せればドライバ等なんでもいいと思いますが、ドライバだとカッターの刃先が滑って危なかったので耳かきを使いました。ヒシチューブはゴム成分も含まれ、この様に縦にカットするには弾力があり硬いので十分注意して下さい。メイク用の小さなハサミを利用してもいいかもしれません。
Step.03 - 2つのヒシチューブを重ね通し接着する
1つ目のヒシチューブをケーブルに通します
更にもう一つのカットしたヒシチューブを『先に通したヒシチューブのカット部分へ重ねるよう』に通します。
そのあと重なり合った部分へ少し瞬間接着剤を落とし接着します。この時、Lightningケーブルも接着しないよう注意して下さい。
Step.04 - ドライヤーで収縮させ保護する
後は裂けた部分までヒシチューブを移動し、ドライヤーで温めればチューブが収縮して傷んだ部分を保護します。
完成です。iPad2で撮影。
あくまでも一時的な対策ですよ
photo by Thomas Leuthard
いかがです?これでLightningケーブルを抜き差しするたび、裂けた部分が広がるのを回避できると思います。
裂け目が少ない初期の補修に有効だと思いますが、この方法は私が以前から思っていたことを実践しただけであり、根本的、かつ安全な対策は新品への交換、購入が前提であるのは間違いありません。
私自身も現在はiPhone6に同梱されていた新品のLightningケーブルを利用しています。試す場合は自己責任で宜しくお願い致します。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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